ニキビに関する勘違い

ニキビは誰にでもできるものである反面、多くの人が主観でとらえてしまいがち。その中には、正しい知識に基づいて言われるものもあれば、間違った情報や知識のままにウワサが広がってしまったものもあります。そうしたニキビに関する勘違いについて、以下で一緒に考えてみましょう。

ニキビができるのは、洗顔が足りないから?

ニキビ対策と聞くと真っ先に思いつくのは洗顔です。ニキビって、何か不潔なときに出てきそうなイメージがあるので嫌だ、という人も少なくないと思います。実際、原因は皮脂や汚れが毛穴につまってしまうことで、そして雑菌やニキビの原因菌が繁殖することで肌が炎症を起こします。「皮脂」「汚れ」「雑菌」などの単語が原因に並ぶと、洗顔にも力が入りますよね。

しかし、だからと言ってニキビができるのは必ずしも不潔だからということも無く、また洗顔をするほどニキビができないということでもありません。洗いすぎは肌に必要な皮脂まで無くしてしまい、乾燥を生み出します。

乾燥は細菌類が増殖しやすい状態である他、肌は乾燥すると皮膚の水分を守るために、皮脂を分泌するようになっていますが、たびたび皮脂を洗い流していると、このコントロールが乱れて過剰に分泌するようになってしまいます。ですから、洗う回数とニキビができることには関係は薄く、基本は朝夜の二回、ちゃんと正しい方法で洗顔を行うことと保湿を行うことです。

ニキビの原因は皮脂にある?

そして多いのが「ニキビの原因は皮脂の分泌が多いこと」という誤解です。これは完全に間違っているわけではありませんが、原因を正確に言い当てているものでもありません。あくまでこれは原因のひとつであって、逆に乾燥からニキビができることもあります。

ニキビの原因となるものはストレスやホルモンバランス、代謝不良など、いろんな要因があるため、単に皮脂の分泌過剰を原因だとステレオタイプに考えると、間違った方向のケアをして、無駄な苦労を多くしてしまうことになります。問題は皮脂の量ではなく、毛穴にどういった原因で皮脂や汚れが詰まっているのか、それをきちんと考えるべきなのですね。

ニキビは男性ホルモンが多い人にできる?

「男性ホルモンが多い人はニキビができやすい」という話を耳にすることがあります。では、どう見ても女性らしい顔だちや体型をしている人には出ないのかといえば、そうではないことは皆さんおわかりかと思います。

どうしてこう言われるかというと、男性ホルモンには皮脂腺を刺激する作用があり、それによって皮脂の分泌が増え、毛穴が詰まりやすくなるからです。これは科学的に考えて正しいことではありますが、女性の場合、男性ホルモンの量が大きく違うというようなことはありません。

問題は男性ホルモンの量というよりも、ホルモンのバランスの問題で、男性ホルモンの量は変わっていなくても女性ホルモンの分泌量が減った場合にも、ニキビをはじめとした肌トラブルは多数起こりがちです。

出産や加齢によって大人の女性のホルモンバランスは乱れやすいですから、こうしたバランスを正常にするためにも規則正しい生活習慣が大切なのです。ちなみに、思春期の場合はホルモンの分泌量が増えてバランスが乱れがちですから、どうしてもニキビが出やすくなってしまいます。

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